ホテルのポイントを使う旅行で、「あと1泊すれば無料になる」と聞くと、5泊にしたくなりますよね。

僕はルネッサンス リゾート オキナワに、約28万マリオットポイントで5連泊しました。一方、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジでは、無料宿泊券2泊分とポイント2泊分を組み合わせて、4泊しています。

どちらも宿泊特典を使った旅行ですが、予約の中身が違います。沖縄は全額ポイントの5連泊。ハワイは、宿泊券とポイントを組み合わせた4泊です。

この違いを知らないと、「ハワイもあと1泊足せば、その1泊は無料だったのでは?」と考えてしまいます。でも、無料宿泊券を使った泊数を、そのままポイント5連泊の条件に足せるわけではありません。

沖縄の宿泊記やカードの記事では、それぞれの特典を紹介しました。今回は、その2つの予約を並べて、何泊で予約するかを考えます。僕がホテルを選ぶときに重視するのは、必要なポイント数と立地。そのうえで、ホテルの中でどう過ごせるかまで見ると、連泊特典の使いどころが分かりやすくなります。

※制度は2026年10月22日(日本時間)に確認した公式情報に基づきます。宿泊体験は過去のもので、現在の必要ポイントやサービスを保証するものではありません。

最初に、使う特典を2つに分ける

ポイント宿泊の連泊特典は、条件に合う連続した宿泊をポイントで予約したときに、必要ポイントが軽減される仕組みです。

無料宿泊券は、手元にある特典を、条件に合う1泊に使う仕組みです。こちらには有効期限や対象客室など、券そのものの条件があります。

たとえば「ポイント2泊+無料宿泊券2泊」で4泊しているところに、ポイントで1泊を追加しても、ポイント宿泊は合計3泊。全額ポイントの5連泊にはなりません。

同じホテルに何日いるかだけでなく、各泊を何で支払う予約なのかを見る。今回いちばん伝えたいのは、この確認です。

5連泊特典があっても、4泊からの延長差額は確認する

Marriott Bonvoyの5連泊特典は、1つの予約による対象ポイント宿泊5泊のうち、必要ポイントが最も少ない1泊が無料になる仕組みです。無料宿泊券を使う予約は対象外。この前提を押さえたうえで、今回は「予定の4泊から延ばすと、いくら変わるか」を見ます。公式の利用条件

仕組みを見るため、仮に1泊ずつの必要ポイントが「5万、6万、7万、8万、9万」だったとします。合計35万から、最も少ない5万が引かれて30万ポイントです。5泊目の9万が引かれる計算ではありません。

これは説明用の例で、僕の沖縄旅行の内訳ではありません。

また、この例では最初の4泊だけなら合計26万ポイント。5泊にすると30万ポイントなので、1泊分が無料になる特典があっても、4泊から5泊への延長で必要ポイントが増えます。

「5泊分の通常合計から1泊分が引かれること」と、「自分が予定していた4泊に無料で1泊足せること」は、分けて確認したいところです。予約画面で4泊と5泊をそれぞれ検索して、最終的な合計を比べるのが確実です。

僕の沖縄5泊は、ホテルの中で過ごす時間と合っていた

以前の宿泊記でも紹介したように、ルネッサンス沖縄では、5連泊の特典を使って約28万ポイントで宿泊しました。僕が楽しみにしていたものの一つが、連泊者向けのClub Savvyです。滞在中は朝食と昼食が含まれていて、ホテルで食事をしながら過ごせました。

子どもと楽しめたのは、トレジャーハンティングとプールです。子どもが小さかったので、ほかのアクティビティはあまりできませんでした。それでも、5泊はあっという間でした。

この体験を泊数の話につなげるなら、見るべきなのは「アクティビティが何種類あるか」だけではないと思います。わが家の場合、全部を体験できたわけではありません。それでも、実際に楽しめるものがあり、食事もホテル内で取れた。その組み合わせで5泊を楽しめました。

子連れで連泊を考えるなら、公式サイトの写真を見て、できそうな体験を先に選んでおくと比較しやすくなります。年齢などの参加条件、予約の要否、食事を取れる場所まで確認してから、泊数を考える方法です。

僕は、那覇の観光をすでに楽しんだことがあって、次はホテルでゆっくりしたい人にもルネッサンス沖縄をおすすめしたいです。毎日ホテルの外に出かける旅と、ホテルそのものを楽しむ旅では、同じ5泊でも使える特典の価値が変わるからです。

ここで注意したいのが、Club Savvyとマリオットの5連泊特典は、別々の条件で動いていることです。

公式案内では、Club Savvyの対象泊数は時期によって3連泊以上、または4連泊以上となっています。対象外プランもあり、2027年4月1日以降は内容が変わる場合があるとの注意書きもあります。僕の宿泊時の体験を、そのまま次の旅行に当てはめず、予約するプランで対象になるかを確認してください。Club Savvy公式案内

つまり、「Club Savvyを使うために必ず5泊必要」というわけではありません。ホテルの連泊サービスと、ポイントの連泊特典。それぞれを確認すると、3泊、4泊、5泊を比べる意味が出てきます。

ハワイの4泊は、無料宿泊券2泊+ポイント2泊

僕のヒルトン・ハワイアン・ビレッジの宿泊は、無料宿泊券2泊分とポイント2泊分を使った4泊でした。部屋はオーシャンビューへアップグレードされましたが、スイートではありませんでした。

この体験から説明できるのは、無料宿泊券にポイント宿泊を組み合わせて連泊する使い方です。沖縄とハワイでは、ホテルもポイント制度も違います。今回の2つの旅行は、必要ポイントや金額の優劣を比べる材料というより、予約の組み方の違いを見る実例です。

ヒルトンにも5泊目無料があります。対象はシルバー以上の会員が、同じホテルのスタンダードルーム特典を全額ポイントで5連泊以上予約する場合です。有償宿泊やPoints & Moneyは対象外です。ヒルトン・オナーズ会員規約

無料宿泊券2泊+ポイント2泊の4泊に、ポイント1泊を追加しても、この「全額ポイント5連泊」の条件には届きません。5泊目無料を使う案と比較するなら、券を使う案とは別に、全額ポイント5泊の予約を調べることになります。

ここで比べたいのは、今回の予約だけでなく、使ったあとに何が残るかです。券2泊+ポイント2泊なら、券を2泊分使ってポイントの消費を抑える組み方になります。全額ポイント5泊なら、券を残して、別の旅行に回す組み方になります。

どちらが合うかは、その券を期限内にもう一度使えるかによっても変わります。次の旅行の予定がない人と、すでに使いたい日がある人では、同じ券2枚でも判断が違ってよさそうです。今回使うポイントと券だけでなく、次に持ち越す特典まで書き出すと、比較の抜けを減らせます。

日本のヒルトンアメックスのウィークエンド無料宿泊特典は、公式案内上、金・土・日曜日の夜が対象で、発行から1年間有効です。スタンダードルームの空室などの条件もあります。アメックス公式案内

僕自身、ヒルトンのプレミアムカードで年間300万円を決済した経験があります。ただ、特典を獲得するためのカード利用額と、旅行を何泊にするかは、それぞれ確認する話です。ここでは、すでに持っている券とポイントをどう使うかに絞ります。

1泊延ばすなら、ポイント以外の増える支出も見る

連泊特典で宿泊に必要なポイントを抑えられても、旅行全体の現金支出まで同じになるとは限りません。

たとえば説明用に、1泊延長すると食事が8,000円、レンタカーや駐車場が4,000円、追加で遊ぶ費用が3,000円かかるケースを考えてみます。合計は1万5,000円です。これは特定のホテルの料金でも、僕の実際の支出でもありません。

食事が宿泊プランに含まれる、車を借りない、追加料金のない遊びを選ぶ、といった条件なら増える額は変わります。帰りの便を変えることで、航空券の差額が出る場合もあります。

比較したいのは、「無料の1泊を逃したか」よりも、延長した1日にいくら追加で払い、何を楽しめるかです。

沖縄の僕の体験では、朝食・昼食と、子どもが楽しめた遊びが5連泊の中にありました。だから、ポイント数の話に加えて、滞在内容まで伝える意味があると思っています。約28万ポイントという数字だけでは、同じ5泊を自分の家族が楽しめるかまでは分かりません。

一方で、外出中心の旅なら、ホテル内のランチが含まれていても毎日使えるとは限りません。旅の目的地から離れたホテルを選べば、移動時間や交通費が増えることもあります。必要ポイント数と立地を見るという僕の選び方は、連泊特典を使うときにも大事な軸になります。

予約前に、3つの案を同じ項目で比べる

まず、旅行で行きたい場所と、無理なく取れる日程を決めます。その範囲で、ホテルの立地と客室を確認します。

次に、手元のポイントと宿泊券を分けて数えます。宿泊券は有効期限と使える曜日を確認し、ポイントは候補日程の予約画面で必要数を調べます。

そのうえで、次の3案を並べると比較しやすくなります。

  • 予定していた泊数を、ポイントで予約する案
  • 条件に合う全額ポイント5泊で、連泊特典を使う案
  • 無料宿泊券とポイントを組み合わせる案

比べる項目は、合計ポイント、使う券の枚数、追加の現金、ホテル内で利用できるサービス、移動のしやすさです。マリオットのポイントとヒルトンのポイントは別の制度なので、数字だけで横並びの優劣はつけません。

空室があることと、狙った特典で予約できることも同じではありません。最後は実際の予約条件で、対象客室、宿泊人数、取消期限を確認します。券とポイントを組み合わせる場合は、部屋移動の可能性などもホテルに確認しておくと安心です。

沖縄の5泊も、ハワイの4泊も、予約の中身から考える

僕の沖縄5泊は、全額ポイントの連泊特典と、ホテルで楽しめた食事や遊びが重なった滞在でした。ハワイ4泊は、無料宿泊券2泊分とポイント2泊分を組み合わせた滞在です。

この2つを並べると、同じ「特典を使った旅行」でも、組み立て方に違いがあると分かります。

5泊目無料は魅力的です。でも、何を使って予約し、追加の1日をどう過ごすかまで見てから泊数を選ぶと、自分の旅行に合う使い方を見つけやすくなります。

まずは次に泊まりたいホテルで、予定の泊数と5泊、それから宿泊券を組み合わせる案を比べてみてください。必要ポイントと立地を押さえながら、過ごしたい旅行に合う予約を選んでいきましょう。

ブログとYouTubeのご案内

ブログ「お得ガイド」では、投資・NISA、クレジットカード、マイルやホテル特典について、実体験と条件を整理して紹介しています。動画で見たい方はYouTube「ワニ太郎」もぜひご覧ください。

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YouTube「ワニ太郎」とXでも、ホテル特典やポイントの使い方を発信しています。次の旅行の参考にしてもらえたらうれしいです。

確認した公式情報

確認日:2026年10月22日(日本時間)。実際の予約には、その時点の公式条件と予約画面の表示が適用されます。

ABOUT ME
ワニ太郎
ワニ太郎と申します。ごくごく一般的な中年サラリーマンです。2019年から積立投資を始めて、現在も継続して積立投資をしています。将来は早期退職(FIRE)を目指して、世界各国へ旅に行くのが夢です。