ANAとJAL、これからマイルを貯めるならどっちがいいのか。

ANAとJALのマイルを比べる全体像

行き先に合う路線、特典航空券の使いやすさ、マイルの貯めやすさを順に比べます。

行き先・国内線・提携航空会社の違い

地域別に見る提携航空会社

ANAのスターアライアンス、JALのワンワールドの主な拠点を整理します。ネットワークの特徴であり、特典の空席の多さを示すものではありません。

・ヨーロッパ:スター側はルフトハンザ、SWISS、オーストリア航空など、大陸内の拠点が複数あります。ワンワールド側はブリティッシュ・エアウェイズのロンドン、フィンエアーのヘルシンキ、イベリアのマドリードなどが軸です。

・北米:スター側はユナイテッド航空とエア・カナダ、ワンワールド側はアメリカン航空とアラスカ航空などが候補です。日本からの到着都市だけでなく、その先に乗り継ぐ都市で便利さが変わります。

・アジア:スター側にはシンガポール航空、タイ国際航空、エバー航空など、ワンワールド側にはキャセイパシフィック航空、マレーシア航空などがあります。短い休暇なら、乗り継ぎ回数や発着時間も比較したいところです。

・オセアニア:オーストラリア国内はワンワールドのカンタス航空、ニュージーランド国内はスターのニュージーランド航空が特徴です。同じオセアニアでも、行きたい国・都市によって候補が変わります。

・中東・アフリカ:ワンワールドはカタール航空やロイヤル・エア・モロッコ、スターはエチオピア航空やエジプト航空などが比較の入口です。目的地までの経由地と所要時間を確認します。

アライアンスの加盟会社すべての便を、ANA・JALマイルで自由に予約できるわけではありません。最後は各プログラムの特典対象会社・便・クラスを確認してください。

参考:スターアライアンス加盟会社、ワンワールド加盟会社、JAL提携特典の条件

ヨーロッパ・北米・オセアニアの提携航空会社の代表例

国内線は普段使う空港と直行便も比較

国内旅行が中心なら、よく使う空港から目的地への直行便があるか、利用しやすい時間帯に飛んでいるかが比較の入口になります。

JALグループはJ-AIR、日本エアコミューター、日本トランスオーシャン航空、琉球エアーコミューター、北海道エアシステムなどの地域網が特徴です。鹿児島・奄美や沖縄の離島旅行でも比較したい路線網です。

ANAもANAウイングスと国内の提携会社とのコードシェアを含めて比較します。共同運航便は、運航会社や予約する便名で扱いが変わります。特典航空券や空港サービスの対象条件も確認してください。

参考:ANA国内線時刻表、JAL国内線路線・時刻表

特典航空券の空席と必要マイルの違い

ANAの制度とヨーロッパ方面を検索した体験

ANA国際線特典の必要マイルは発着地・シーズン・クラスで異なります。2025年6月24日以降の予約・発券分では、ANA国際線・提携特典を片道でも利用できます。

提携会社の便を使う場合も、提供される特典枠や対象クラスなどの条件が関わります。

参考:ANA提携特典の対象・条件、必要マイルチャート、片道特典導入の案内

ANAはスターアライアンスに加盟していて、提携航空会社を含めると選択肢が多いと感じています。ヨーロッパ方面も、候補になる航空会社やルートはいろいろあります。

それでも、私がANAマイルでヨーロッパ方面を探した範囲では、特典航空券を見つけるのが難しかったです。ある季節だけに限った印象ではなく、季節を変えて調べても難しいと感じました。

JAL PLUSの制度とロサンゼルス行きの検索例

JAL国際線特典航空券の「特典航空券PLUS」は、基本マイルで取れる席がない場合でも、予測残席に応じた追加マイルで予約できる仕組みです。満席などで手配できないこともあり、追加すれば必ず予約できるわけではありません。ファーストクラスは対象外です。

公式表の基本マイル数と、希望日を検索したときの必要マイル数は同じとは限りません。夫婦2人なら2人分で検索し、往復それぞれの空席と必要マイルを確認してください。税金や燃油特別付加運賃など、別途支払う金額もあります。

参考:JAL国際線特典航空券PLUS

JALマイルで調べていたのは、ロサンゼルス行きのビジネスクラスです。大谷選手を観に行こうと計画していました。

約半年先の日程を検索したところ、ビジネスクラス3席の空席が表示されました。ただし、実際に予約したり、搭乗したりしたわけではありません。結局、この旅行には行っていません。

そのときの必要マイルは、日にちによって違いがありましたが、片道1人あたり約10万マイルでした。空席は見つかったものの、私はこの必要マイルを高いと感じました。

旅行に行かなかった理由は、円安で予算をオーバーしたことと、家族分のマイルが足りなかったことです。席が検索で出てきても、必要な人数分のマイルを用意できるか、旅行全体を予算に収められるかという問題が残りました。

当時の検索結果なので、今も同じ空席や必要マイルで予約できるという意味ではありません。

ANAの欧州とJALのロサンゼルスでは目的地も条件も違います。私の経験をそのまま、全路線での取りやすさの比較にはできません。

マイルの貯めやすさとキャンペーンの条件

カードのキャンペーンを見ていると、私にはANAマイルを大きく貯められる機会が多く感じられます。JALのキャンペーンは、それに比べると弱めという印象です。

ただし、全カードやキャンペーンを網羅した調査ではありません。開催時期、年会費、特典を得るための利用額などで有利なカードは変わります。

両方を使う私が今はANAを選ぶ理由

私は現在、ANAダイヤモンド会員で、JALはJGC Four Starです。同じ料金・同じような時間帯なら、今は搭乗先としてANAを選びます。理由は、ダイヤモンドの特典を利用できるからです。一方で、ステイタスがない状態ならJALを選ぶかもしれません。最近のANAの制度変更には、不満に感じる点もあります。

私がANAダイヤモンドの特典で価値を感じているのは、優先搭乗、荷物の優先受け取り、電話のつながりやすさです。ラウンジは私にとっておまけで、移動や手続きの待ち時間を減らせることを重視しています。

座席指定で開放される枠が違い、前の席を指定できることもメリットに感じています。早い段階で座席を選べることにメリットを感じているだけに、シンプル運賃の事前指定の制約は気になります。

前方席などの優先サービスはJGCにもあります。ANAだけの機能ではなく、どちらも対象運賃や空席などの条件があります。

参考:ANA国内線の座席指定優先、JGCの優先サービス

ANAシンプルの座席指定への不満

最近のANAで私が不満に感じているのは、国内線「シンプル」運賃の座席指定の制約です。ダイヤモンド会員でも、早い段階で座席を指定できない運賃がある点が気になっています。

制度を正確に確認すると、2026年5月19日以降の搭乗分では、シンプルの座席指定は出発24時間前からです。オンラインチェックイン時に空いている席から指定します。プレミアムメンバーの座席指定優先サービスでも、事前指定できない運賃は対象外です。

「ダイヤモンドでも一切座席を選べない」という意味ではありません。また、スタンダードやフレックスなどの運賃とは条件が異なり、国際線の有料座席指定とも別の制度です。

参考:ANAシンプル運賃、プレミアムメンバーの座席指定条件

また、ANAダイヤモンドとJGC Four Starは同格の資格として比べられません。年間の実績などを基にするANAのステイタスと、生涯の利用実績によるJALのStarグレードでは制度の軸が異なります。

私はJALのLife Statusポイントを3,000ポイント以上貯めました。その過程は、3,000ポイント到達の記録で紹介しています。

自分に合う方を選ぶ確認手順

どちらを選ぶ場合も、旅行先・時期・人数・クラスを入れて、実際の空席と必要マイルを確認してください。家族分の必要マイルと、税金・燃油特別付加運賃や現地費用を含む現金予算を確かめてから、カードの年会費や特典条件を見て貯め方を選びます。

旅の条件、特典検索、貯め方選びの順に計画する図解

JALのLife StatusポイントはYouTubeでも紹介しています。マイルや旅行のお得な情報はXでも発信しています。

※制度・提携航空会社の記載は2026年10月10日時点の公式案内に基づきます。個人の検索体験は、現在の空席や必要マイルを保証するものではありません。

ABOUT ME
ワニ太郎
ワニ太郎と申します。ごくごく一般的な中年サラリーマンです。2019年から積立投資を始めて、現在も継続して積立投資をしています。将来は早期退職(FIRE)を目指して、世界各国へ旅に行くのが夢です。