旧つみたてNISAの運用実績|楽天VTIの元本191.8万円はいくらになった?
楽天証券の旧つみたてNISAに残している楽天VTIは、元本191.8万円に対し、2026年9月18日時点で評価額540.2万円でした。2024年からはSBI証券の新NISAで積立を続けており、この評価額に新NISA分は含めていません。
楽天VTIは、米国の大型株から小型株まで幅広く投資する投資信託です。このブログでは、ワニ太郎の実際の運用結果と、月3.3万円をどう続けてきたかを紹介します。
楽天VTIの運用結果 元本191.8万円が評価額540.2万円に
投資した元本は1,918,000円、評価額は5,402,380円。その差額にあたる含み益は、プラス3,484,380円でした。評価額は元本の約2.8倍ですが、まだ売却していないため、利益が確定したわけではありません。

口座画面の損益率はプラス181.66%でした。これは元本に対する累計の損益率で、1年あたりの年利ではありません。この記事の数字は、同じ楽天VTIを持っていれば誰もが得られる結果ではなく、私が買った時期と金額、その後の保有期間を含めた一例です。
旧つみたてNISAで楽天VTIを約4年買い付けた
私が投資を始めたのは30代で、まだ結婚前でした。当時は自分の判断でスタートしています。きっかけはYouTube。楽天VTIは手数料が安いと紹介されていて、当時は候補の違いもそれほど大きくないだろうと考えて選びました。
もともと楽天経済圏を使っており、積立でポイントも貯まることから楽天証券を利用しました。最初は2019年11月21日に20万円、12月23日に20万円を買い付けています。11月から始めたので、その年の旧つみたてNISAの年間40万円の枠を使い切ろうと考えたためです。
2020年2月からは月33,000円を基本に積立。2023年11月2日が最後の買付で、記録は合計48回、元本は191.8万円でした。月33,000円は年間枠に合わせた私の設定で、制度で決められた月額上限ではありません。
続けられた背景には、独身時代でお金に余裕があったことと、30代になって20代の頃より給料が増えていたことがあります。20代で同じ金額を積み立てていたら、きつかったかもしれません。結婚後も手元の現預金から投資に回していたので、私には余裕がありました。始めたときの金額も、自分がリスクを受け入れられる範囲だと思っており、投資への怖さは特に感じていませんでした。
お金の分け方は、先にNISAへ回す金額を取り分け、残りを生活費や近いうちに使うお金にする形でした。生活費などを先に使い、余った分を投資しようとしても、お金が残らないと考えたからです。私にとっては、この「先取り」が積立の土台になっていました。
新しい積立は新NISAへ、旧口座の楽天VTIは保有
旧つみたてNISAでの新規買付は、制度上2023年末で終了しました。私は2024年から、SBI証券の新NISAで積立を続けています。SBI証券を選んだのは、当時のポイントや還元条件をよいと感じたためです。新しく買う分の口座を切り替え、旧口座の楽天VTIは売らずに楽天証券へ残しています。

楽天VTIを最後に買い付けた2023年11月2日時点の評価額は約285万円でした。この旧口座の元本は追加していませんが、保有している投資信託の価格が上がり、2026年9月18日には約540.2万円になっています。新しい積立先が変わっても、保有する楽天VTIの値動きは続いていました。
保有中の価格が下がれば、旧口座に追加で入金していなくても評価額は減ります。投資先を保有している限り、値動きの影響を受ける点は変わりません。
楽天VTIの円建ての評価額には、米国株の値動きと為替の両方が影響します。原則として為替ヘッジを行わないため、他の条件が同じなら円安は押し上げ要因、円高は押し下げ要因です。米国の多くの企業に投資できても、米国市場全体の下落や円高の影響までなくなるわけではありません。詳しい仕組みや保有中の費用は、交付目論見書で確認できます。
コロナショックでも、売らずに積立を続けた
540万円という結果に至るまで、ずっと含み益だったわけではありません。2020年4月2日の買付直後には、元本499,000円に対して評価額は約387,431円。含み損は約11.2万円ありました。これは買付記録で確認できた時点の金額で、保有期間中で最も大きい含み損を示すものではありません。
そのときも、私は気にせず淡々と積み立てていました。売ろうと思ったことは一度もありません。目先の上下より、20年先を見据えていたからです。特別な心の支えがあったというより、超長期で考えていた、というのが当時の感覚でした。
買い増したい気持ちはありましたが、月33,000円という自分の設定の範囲で続けました。残高を確認するのも2〜3か月に1回程度。SNSなどのネガティブな話題に合わせて売買することはなく、コロナショック以外にも、積立をやめたくなった時期は特にありませんでした。
定額の積立では、価格が下がると同じ金額で買える口数が増えます。私の33,000円の買付でも、2020年4月2日は35,321口、2023年9月4日は13,707口でした。毎月の購入額をそろえると、価格によって買う量が変わる仕組みです。ただし、たくさん買えたあとに必ず値上がりする、という保証はありません。
私が続けられた背景には、そのお金を老後資金として長く持つ考えがありました。近く使う予定のお金で同じ下落に遭った場合は、待てる時間も違います。運用結果を参考にするときは、増えた金額と一緒に、「何のためのお金だったか」も見ていただきたいと思います。
夫婦で参考にするなら、先取りする金額を考える
私の場合は、30代で収入に余裕ができた時期に、月33,000円の先取り投資を始めました。だからといって、同じ年代の夫婦に同じ金額が合うとは限りません。住まい、教育、働き方などによって、お金が必要になる時期も家計の余裕も変わります。
先取り投資を取り入れるなら、まず「毎月いくら投資するか」を決める際に、残るお金で生活費、近いうちの予定支出、急な出費への備えを確保できるか確認したいところです。投資額を先に取り分ける方法でも、生活に必要なお金を圧迫しない設定が前提になります。金融庁も、ライフプランと資産状況に合わせて、貯蓄と投資を使い分けることを案内しています。
夫婦で考える場合は、「いつ使う予定のお金か」「いくら値下がりすると困るか」を、具体的な金額で共有すると判断しやすくなります。使う予定があるお金と、値下がりしても長く持てるお金を分けて考えると、家計として投資に回せる金額も整理しやすくなります。
新NISAで新たに買い付けることと、旧口座の商品を売ることは、分けて考えられます。私のように旧口座で保有を続ける選択もありますが、家計の使い道が変わったなら、そのとき必要な金額を確保できるか確認することが大切です。過去の実績やNISAの上限に合わせて、無理に金額を増やす必要はありません。
旧つみたてNISAは、買った年ごとに非課税期限が違う
今回の楽天VTIは、2023年までの旧つみたてNISAで買った分です。旧制度が終わっても、保有商品をすぐに売る必要はありません。購入した年を含めて20年間は、旧制度の非課税期間のまま保有できます。

ここで気をつけたいのは、口座を開いた年から、すべての保有分を一律に数えるわけではないことです。途中の年に買った分にも、それぞれの非課税期限があります。保有を続ける場合は、証券口座で購入年を確認しておくと整理しやすくなります。
旧つみたてNISAの購入額は、新NISAの非課税保有限度額1,800万円とは別枠で管理されます。ただし、旧制度の商品をそのまま新NISAに移すロールオーバーはできません。新NISAで新しく積み立てていても、旧口座で持つ商品の期限は別に確認する必要があります。詳しくは金融庁の旧NISAの案内をご覧ください。
増えた金額だけでなく、続けられた背景も参考に
私が伝えたいのは、株価が高いか低いかだけで始める時期を決めない方がいい、ということです。始めた2019年にも、周囲には「今は高いからやらない」という声がありました。それでも、私は少額からでも早く始めることと、目先の情報に振り回されず続けることを大事にしています。
楽天VTIの元本191.8万円が評価額540.2万円になったのは、旧つみたてNISAで約4年間買った分を、新NISAが始まったあとも保有している私の記録です。30代で収入に余裕ができたこと、投資分を先に取り分けたこと、長期で使うお金だったことも合わせて、家計に無理のない投資を考える一例として読んでいただければと思います。
本記事は個人の体験と運用記録の紹介です。投資には元本割れのリスクがあり、過去の実績は将来の成果を保証しません。特定の商品や証券会社の利用を勧めるものではありません。
YouTubeの動画とXも、ぜひチェックしてください
今回の記録は、楽天VTIの結果を紹介したYouTube動画でもご覧いただけます。声で聞きながら振り返りたい方は、動画も合わせてどうぞ。
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参考資料・元動画
運用実績は、筆者の取引明細、2026年9月18日時点の評価額記録および本人の説明に基づきます。元本・口数・損益は取引記録と照合しています。
- 元動画:ワニ太郎 楽天VTIでつみたてNISAを続けた結果
- 楽天投信投資顧問 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天投信投資顧問 月次レポート 2026年8月31日基準
- 楽天投信投資顧問 交付目論見書
- 金融庁 2023年までのNISA
- 金融庁 NISAを知る
- 金融庁 資産形成の基本