電気の切り替えはメーター交換なしなら標準4日程度。申込後の流れを5段階で確認
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電気の切り替えでいちばん多い誤解は、「工事が入るんでしょ」だと思います。実際は違います。光回線のように家へ新しい線を引くわけではないので、大がかりな工事は起きません。申込フォームを送ったあとに進むのは、契約内容の確認、いまの契約の終了手続き、必要ならスマートメーターの交換、そして切替日の確定です。
家計側で真っ先に確認したいのは、冷蔵庫や炊飯器、それから夜の照明が止まらないかどうかです。契約の空白ができないように切替が処理されるため、気にするのはメーター交換で短い停電が入る場合です。そのときは事前の連絡を確認します。
📌30秒でわかる結論
- 申込前に、現在の電力会社名、お客さま番号、供給地点特定番号、契約名義を用意します。
- 新しい電力会社へ申し込むと、本人の同意に基づき、現在の地域電力会社への解約手続きを切替先が行える仕組みです。
- スマートメーター交換が必要なら標準約2週間、交換不要なら標準約4日。実際の切替日は個別契約で決まります。
- スマートメーター交換は原則費用なしですが、付随工事で費用が生じる場合があります。交換時は約15分の停電を伴う場合もあります。
- 申込受付が完了したあとに、電気の供給切替が行われます。申込手続きと供給開始は同じ日とは限りません。

申込前に、検針票かマイページを1つ開く
切り替えで最初に必要なのは、家の工事図面ではなく現在の契約情報です。紙の検針票、契約内容通知、電力会社のマイページなどから、次の情報を確認します。
- 現在契約している電力会社
- お客さま番号または契約番号
- 供給地点特定番号
- 契約名義と住所
- 現在の料金メニュー、契約容量
- 解約金や契約期間の有無
供給地点特定番号は、電気を使う場所を識別する番号です。資源エネルギー庁の案内では、検針票などで確認でき、見つからない場合は現在の電力会社へ問い合わせられます。
比較画面の試算は、直近1か月だけでなく、季節の違う月も見られると判断しやすくなります。冷暖房を使う月と使わない月では使用量が変わるためです。ただし、前年使用量の提出が必須かどうかは切替先の申込画面で確認します。
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1. エネチェンジで条件を比較し、申込を完了する
料金プランを比べるときは、月額の試算だけでなく、基本料金、電力量料金、燃料費などの調整、解約条件、特典の適用条件を読みます。市場価格に連動するプランか、一定期間の契約があるかも確認します。
条件を選び、必要事項を入力して申込受付が完了すると、その後に電気の供給切替が進みます。申込受付が済んだ日と、実際に供給が切り替わる日は分けて考えてください。
とはいえ、読者の手続きはここで終わりではありません。登録したメールアドレスに受付通知や不足情報の連絡が来ていないかを確認し、切替日が決まるまで保存します。
2. 現在の電力会社への解約は、切替先が連携できる
資源エネルギー庁は、現在契約している地域の電力会社への解約について、消費者の同意に基づき切替先の電力会社が手続きを行えると案内しています。通常の切り替えなら、新旧両方へ同じ内容を何度も送る必要はありません。
ただし、引っ越しで旧住所の電気を止める手続きと、同じ住所で電力会社だけを変える手続きは別です。引っ越しを伴うなら、旧住所の停止日と新住所の開始日をそれぞれ確認します。
一度に複数社へ切替申込を送るのも避けます。電力・ガス取引監視等委員会は、切替先を変える場合、前の申込先へ必ず連絡して申込状況を管理することが重要としています。より合うプランを見つけたときは、先の申込が取り消されたことを確かめてから次へ進みます。

3. スマートメーター未設置なら交換日が決まる
すでにスマートメーターが付いていれば、電力会社を変えるたびに交換する必要はありません。未設置なら、切替先へ申し込んだあと、地域の一般送配電事業者から交換予定日の連絡が入ります。
交換費用は原則かかりません。ただし、メーター交換に伴う別工事が必要な場合は費用が生じる可能性があります。「必ず完全無料」と言い切らず、連絡時の工事内容を確認してください。
停電についても同じです。制度上は契約の空白期間が出ないよう切り替えられますが、メーターを物理的に交換するとき、一時的にブレーカーを落とす場合があります。資源エネルギー庁の目安は1軒あたり約15分です。地域や設置状況で無停電交換になることもあるため、実際の作業連絡を優先します。
停電の案内が来たら、その時間だけ炊飯や洗濯をずらし、パソコンの作業データを保存します。冷蔵庫を慌てて空にするような長時間停電を前提にする必要はありませんが、医療機器など電源を切れない機器がある家庭は、一般送配電事業者へ事前に伝えます。
標準日数から逆算する切替準備表
標準期間を予定表へ落とすと、交換の有無で待ち時間の差が見えます。この記事の立場ははっきりしていて、申込日を先に決めるより、検針票とメーターの状況を確認してから予定を置く順番が確実です。
| 確認した状態 | 記事内の標準 | 予定表への置き方 | 先にすること |
|---|---|---|---|
| スマートメーター交換不要 | 約4日 | 切替日の連絡を待つ期間 | 受付メールの不備を確認 |
| スマートメーター交換必要 | 約2週間 | 交換日と切替日を分けて記録 | 交換予定日の連絡を待つ |
| 交換時に停電あり | 約15分 | 作業予定と重ならない時間を確認 | 炊飯・洗濯・PC作業をずらす |
4. 日付が届いたら供給開始まで追う
資源エネルギー庁が示す標準期間は、スマートメーター交換が必要な場合で約2週間、交換不要なら約4日です。これは申込者全員に約束された日数ではありません。具体的な切替日は個別契約で決まり、申込集中や情報不備があれば延びることがあります。
切替日に、電線や発電所が読者専用のものへ入れ替わるわけではありません。検針や送配電設備の保守は、切り替え後も地域の一般送配電事業者が担います。変わるのは、電気を小売りする契約先と料金メニュー、請求元です。
電力・ガス取引監視等委員会は、切替時に契約の空白期間が生じないよう処理されると案内しています。メーター交換作業を除けば、切替日の0時に家中の電気が消えるといったものではありません。

5. 初回請求で「予定どおり」を確認する
切替後は、新しい電力会社のマイページを開き、契約開始日、料金メニュー、契約容量、支払方法を確認します。旧電力会社からは最終請求、新しい会社からは開始日以後の請求が届きます。請求期間が分かれているため、初月だけを単純に前月と比べないほうが正確です。
申込時の試算と請求額を比べるなら、使用量と請求日数をそろえます。燃料費などの調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金も月によって動くため、「会社を変えた差」だけを一度で切り分けられない場合があります。
それでも、契約メニュー違い、支払方法の未登録、開始日のずれは初回に見つけられます。メールとマイページを一度確認し、問題がなければ切替後の作業は完了です。
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申込後に見る場所は3つだけ
1つ目はメールです。受付、不備、メーター交換、切替日のお知らせを確認します。2つ目は現在の電力会社のマイページ。最終使用期間と最終請求を見ます。3つ目は切替先のマイページ。契約開始日と新しいメニューを見ます。
この3か所を押さえれば、申込後の連絡を追いやすくなります。手続きの途中で電話が来ても、どの段階の確認かを判断できます。
手続き完了は初回請求で判断する
電気の切り替えは、申し込んだあと、解約の連携、必要ならスマートメーターの交換、切替日の確定、そして新しい契約の開始へと進みます。標準の期間は、交換が必要なら約2週間、不要なら約4日。ただし実際の日付は個別の案内で決まるので、そこは案内待ちです。
比較サイトの側では、申し込みが終わった時点でひと区切りです。でも家計から見れば、本当に確認したいのはその先で、切替日がいつになったか、そして初回の請求がどう分かれたか。ここまで見て、はじめて手続きが閉じます。申込時のメールは消さずに残しておいて、旧契約と新契約の使用期間を分けて眺めてください。




