引越しの電気手続き|停止・開始の3手順
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引越しの電気手続きは、旧居の「停止」と新居の「開始」を分け、必要情報を先に並べると進めやすくなります。この記事では、机に座ってから迷う時間を減らし、15分の作業枠で申込みまで進む段取りをまとめました。15分は開通までの時間を約束するものではなく、情報収集を済ませたあとのWeb入力の目安です。申込内容や受付状況によっては、その場で完了しないこともあります。
大事なのは、先に新居で使える電力会社を確認し、そのあと旧居の停止を申し込む順番です。引越しは住所も暮らし方も変わるため、今の契約をそのまま移すだけでなく、料金プランを選び直す機会にもなります。比較と手続きを同じ日に片づければ、荷造り中に「電気、連絡したっけ」と手が止まる場面を減らせます。
まず「停止」と「開始」を別の手続きとして考える
住所が変わる引越しでは、現在の住まいで電気を止める手続きと、新居で電気を使い始める手続きの両方が必要です。同じ住所のまま電力会社を替える場合は、新しい電力会社が現在の契約の解約を進められることが多い一方、引越しでは旧居の契約を自分で停止するのが基本。この違いを押さえるだけで、連絡漏れを防ぎやすくなります。
新居でも同じ会社を使うなら、停止と開始をまとめて申し込める場合があります。東京電力エナジーパートナーも、現在の住まいの停止と引越し先の開始をまとめて申し込めると案内しています。ただし、受付できる日や供給エリアは会社ごとに違うため、契約先の公式案内を確認してください。
別の会社を選ぶ場合は、先に新居の申込み可否を確認します。新居側の契約が決まったら、現在の電力会社で旧居の停止を申し込む流れです。電力会社の切り替え日や、手続きにかかる日数は契約先によって異なります。入居直前まで待たず、住所と入居日が決まった時点で動くのが安心です。

15分の作業枠をつくる前に、画面を2つ開く
短時間で進めるコツは、申込フォームを開いてから番号を探し始めないことです。スマートフォンなら、現在の電力会社のマイページと、新居の住所がわかる賃貸借契約書や売買関係の書類をすぐ見られる状態にします。パソコンで手続きするなら、支払いに使うカードや口座情報も手元へ。段ボールの間から検針票を探す時間をなくす準備です。
旧居の停止では、契約者名、お客さま番号、旧居の住所、電話番号、使用停止希望日などを入力するのが一般的です。新居の開始では、契約者名、新居の住所、電話番号、使用開始希望日、支払い情報などが求められます。供給地点特定番号が必要になることもあるため、わかる場合は一緒に控えておきましょう。
供給地点特定番号は、電気を使う場所を特定する22桁の番号です。現在の契約分は検針票やマイページで確認できます。新築などで新居の番号がわからないときは、物件の管理会社、ハウスメーカー、契約予定の電力会社へ確認します。番号が見つからないまま時間を使い切るより、問い合わせ先を決めて次へ進むほうが効率的です。

新居の電力会社は、料金の見え方まで比べる
引越しは、以前の料金プランをいったん白紙にして考えやすいタイミングです。たとえば、平日は帰宅が遅かった暮らしから在宅勤務中心へ変わると、電気を使う時間帯も変わります。家族と住み始める、オール電化の部屋へ移るといった変化も、向くプランが変わる要因です。
比較するときは、表示された月額だけで決めず、基本料金、電力量料金、燃料費調整の仕組み、契約期間、解約時の条件を確認します。セット割や特典があっても、普段使わないサービスとの組み合わせなら家計全体では判断しにくくなります。市場価格に連動する調整項目を採用するプランもあるため、料金が動く条件まで読んでおくと納得して選べます。
エネチェンジの引越し向けページでは、引越し予定日や郵便番号などを入力し、新居で申込み可能な複数の電力会社を比較できます。選んだプランへそのまま申し込めるのも、手続きを一続きにしやすい点です。ただし、掲載される会社やプランは条件によって異なります。比較結果は「必ず安くなる」という答えではなく、契約条件を確認するための候補一覧として使いましょう。
公式サイトで料金を確認する前に、解約金の有無、支払い方法、開始希望日に間に合うかを見ておくと選択がぶれにくくなります。
迷わない3手順:開始を決めてから停止する
最初に、引越し先の住所、入居日、住宅設備を確定します。オール電化なら、その設備に対応するプランかを確認。賃貸住宅でも契約名義が本人なら電力会社を選べますが、建物全体の一括受電契約がある場合は自由に選べないことがあります。管理会社や管理組合へ確かめてから比較に進みます。
次に、新居で利用できる会社を比較し、開始希望日を指定して申し込みます。受付完了画面やメールは保存し、申込先、開始日、受付番号を引越し用のメモへ転記してください。申込みを送信しただけで希望日の利用が確定したとは限らないため、電力会社から届く案内も確認します。
最後に、現在の電力会社で旧居の使用停止を申し込みます。停止日は、退去日に掃除や立ち会いで照明を使う時間まで考えて決めるのがポイントです。最終日の朝に荷物を運び出したあと、暗くなってから忘れ物を確認するなら、途中で電気が使えなくならない日付を選びます。受付後は停止日と精算方法を控え、新居の開始記録と同じ場所にまとめましょう。

当日までに確認すること
新居へ着いたら、契約先から案内された方法に沿って電気が使えるか確認します。ブレーカー操作が必要な場合は、物件や電力会社の案内を優先してください。点灯しないときは、むやみに設備へ触れず、契約した小売電気事業者か地域の一般送配電事業者へ連絡します。
旧居では、ブレーカーの扱いを契約先や管理会社の指示に合わせます。オートロック、設備の状況、料金の精算方法によっては個別対応が必要です。電力会社から届いた受付メールを検索できるよう、件名を変えずに残しておくと、引越し当日の確認が早くなります。
まとめ
引越しの電気手続きは、必要情報を揃え、新居の開始、旧居の停止の順に進めると整理できます。15分は作業を始めるための区切り。情報不足や受付状況で終わらない場合は、申込先と不足項目をメモして、早めに続きへ戻れば大丈夫です。
電力会社を選び直すなら、生活時間、住宅設備、料金が変動する条件まで比べます。同じ会社を続ける場合も、現在のプランが新居で使えるかを公式サイトで確認しておきましょう。停止日と開始日、受付番号を一枚のメモに残せば、引越し当日の確認も落ち着いて進められます。
新居の条件に合うプランがあるか、候補だけ見比べるところから始められます。
出典
- 資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/step/(2026年8月11日確認)
- 電力・ガス取引監視等委員会「消費者向けQ&A」https://www.emsc.meti.go.jp/info/faq/index.html(2026年8月11日確認)
- 東京電力エナジーパートナー「引越しのお手続き」https://www.tepco.co.jp/ep/private/moving/index-j.html(2026年8月11日確認)
- エネチェンジ「電気の引越しの契約手続き・開通方法まとめ」https://enechange.jp/hikkoshi(2026年8月11日確認)
- エネチェンジ「電気の即日開通サービス」https://enechange.jp/hikkoshi/same-day-start(2026年8月11日確認)




