ポイント二重取り・三重取りの基本は?仕組みとやり方を解説
最終更新:2026年7月11日
- ポイントの二重取りは、「チャージでポイント → 支払いでポイント」のように、1回の買い物で2段階以上ポイントを重ねること。
- 基本構造は「支払い(カード)× 決済(コード決済)× 店舗(ポイントカード)」の3階建て。重なると三重取りです。
- 初心者はまず「コード決済+店舗ポイント提示」の二重取りまででOK。設定が要らず失敗しません。
- 大事なのは倍率より「改悪に振り回されない付き合い方」。1つのサービスに全部を寄せきらないのがコツです。
「ポイントの二重取り・三重取り」——よく聞くけれど、仕組みが分かりにくい言葉です。実は考え方はシンプルで、1回の支払いでポイントが付く段階を重ねるだけ。この記事では、その基本構造と、初心者がまず押さえるべき「型」、そして改悪に振り回されないための付き合い方を整理します。
基本は「支払い×決済×店舗」の3階建て

ポイントが付く場面は、大きく3つに分けられます。この3つが重なると「三重取り」です。
- 支払い手段(クレジットカード):カード会社のポイント。コード決済へのチャージや紐付けの原資として使います。
- 決済アプリ(コード決済):PayPayや楽天ペイなど、コード決済側で付くポイント。
- 店舗・共通ポイント:会員カードやアプリを提示して貯まる、お店側のポイント。
たとえば、クレジットカードを紐付けたコード決済で支払い(①+②)、さらにレジで店舗のポイントカードを提示(③)すれば、理屈のうえでは3段階でポイントが重なります。「どこでポイントが付くか」を分解して考えるのが、重ね取りの第一歩です。
初心者は「二重取り」から始めれば十分

「三重取り」と聞くと難しそうですが、初心者がいきなり全部を狙う必要はありません。まずは「コード決済で払う+店舗のポイントカードを提示する」の二重取りで十分です。これなら特別な設定も要らず、レジで一手間かけるだけ。慣れてきたら、コード決済に紐付けるカードを見直して三重取りへ、と段階的に広げれば大丈夫です。
逆に言えば、「チャージでポイント→利用でさらにポイント」という二重取りは、近年は縮小・終了する例も増えています。過去に紹介されていた手順が、今も使えるとは限りません。実際に使う前に、各サービスの最新の付与条件を確認する習慣をつけましょう。
最近の「改悪」を知っておく

ポイントの世界は改定(いわゆる改悪)が頻繁です。最近の代表例を挙げておきます。
- ふるさと納税のポイント付与が2025年10月1日から禁止に。 ポータルサイト独自のポイントが付かなくなりました(クレジットカード決済で付くカード会社の通常ポイントは対象外の話です)。
- 楽天「5と0のつく日」の特典は現在+1倍(以前の+2倍から縮小)。特典分には上限もあります。
- 各種の「◯倍」条件も、エントリーや対象サービスの利用が必要になるなど、条件が細かくなっています。
こうした変更は前触れなく行われる前提で付き合うのが安全です。「昨日まで得だった方法が、今日から使えない」ことは珍しくありません。
改悪に振り回されない、5つの原則

- 1つのサービスに全部を寄せきらない。 依存すると、1回の改定で家計へのダメージが大きくなります。
- 毎回、エントリー要否・上限・付与時期を確認する。 「最大◯倍」は条件を積み上げた理論値で、上限で頭打ちになります。
- ポイントのために不要な買い物をしない。 還元1%なら1,000円使って10円。買わなければ1,000円が丸ごと残ります。
- 失効と使い道を管理する。 期間限定ポイントは、使い道を先に決めておきましょう。
- 固定費や食費は、還元率でなく総額の安さで選ぶ。 ポイントで選ぶ部分と分けて考えます。
よくある誤解

- 「最大◯倍」=いつも◯倍、ではない。 全条件を満たしたときの理論値で、上限や対象外品目があります。
- チャージの二重取りは、いつまでも使えるわけではない。 各社が続々と縮小・終了しています。
- ポイント目当ての「口数稼ぎ」で、かえって支出が増える。 買い回りなどで陥りがちです。
- 期間限定ポイントを貯めて失効=丸損。 貯めるより「使い切れるか」で選びましょう。
コンビニ・ネット通販での具体的なやり方
もう少し具体的に、場面別のやり方を見てみましょう。難しく考える必要はありません。
コンビニ・スーパーの場合:レジで「ポイントカード(アプリ)を提示」してから、「コード決済で支払う」。これだけで、店舗ポイントと決済ポイントの二重取りになります。さらに、そのコード決済にポイントの貯まるクレジットカードを紐付けておけば、原資のカード側ポイントも乗って三重取りに近づきます。
ネット通販の場合:会員登録して共通ポイントを貯めつつ、支払いをポイントの貯まるカードにする。加えて、対象日(ポイントアップデーなど)にエントリーしてから買う、という重ね方が基本です。ただし、ここでも「必要なものを、必要なときに買う」が大前提。セールやポイントアップにつられて不要なものを買えば、還元以上に出費が増えてしまいます。
大事なのは、難しい裏技を追いかけることではなく、いつもの支払いに「ひと手間」を足すこと。この“ひと手間”が習慣になれば、特別に意識しなくても、自然とポイントが重なっていきます。まずは、よく行くお店のポイントアプリを1つ入れることから始めてみてください。
よくある質問(FAQ)
まとめ:倍率より「付き合い方」で差がつく
- 重ね取りは「支払い×決済×店舗」の3階建て。
- 初心者はまず二重取りから。設定不要で失敗しない。
- 1つに寄せきらず、改悪前提で総額でも判断する。
育休中に家計と本気で向き合い、楽天もPayPayも日常使い。「損したくない」ふつうの家庭目線で、ポイントとの賢い付き合い方を発信しています。
※各サービスの還元率・付与条件・上限は改定が頻繁です。実際の数字は各公式サイトで最新のものをご確認ください。
参考:楽天ふるさと納税 ポイント付与ルール変更のお知らせ/楽天カード「5と0のつく日」(2026年7月11日時点で確認)